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鹿児島県

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取材日 :2015年9月22日

● JAXA種子島宇宙センター

〒891-3793

鹿児島県熊毛郡南種子町大字茎永字麻津

TEL:0997-26-2111(代表)

【対談・考察】

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出典:三浦春馬&STAFF INFO 

+act連載『日本製』第1回〔鹿児島県〕

撮影/三浦春馬

 

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​🍎林檎

+act掲載第一回目 2015年12月号掲載

JAXA種子島宇宙センターです。

~いつの日か必ずロケットの打ち上げ見に行きます。~

羽田空港にやって来た春馬さん。

〝とうとう始まるんですね。もう楽しみでしかない。〟

と、自前のカメラを点検している。そう言えば、映画「ブレイブ」でも、撮影の空き時間に、カメラのファインダーを覗き込んでいましたね。

昼休憩時に、お刺身や天ぷら等の中から悩みに悩んで、ミックスフライ定食を頼んだというくだりから、以前見た動画で、ロケ弁か何かを、やはり悩みに悩んでウロウロする、何ともお茶目な様子が目に浮かびました。(可愛らしい)

もうここまでで、これから始まる取材への期待感が伝わりますね。

かつてのロケット組立棟だった事務所を訪れ、2段式ロケットを見て、興奮しながらロケットの周りをウロチョロする様子は、まるで少年のよう。

同世代の職員さんへの初インタビュアーとしての体験開始。

ここで職員さんと5年後の2020年の話をしています。

〝新しいH3試験機を打ち上げる頃には、ここから世界中の人工衛星が、宇宙に飛び立っているかも知れませんね。〟と春馬さん。

この時は、コウノトリ5号機の打ち上げに成功したばかり。2020年5月21日に、最後のコウノトリ9号機を打ち上げ、5月26日に、国際宇宙ステーションへ到着していますね。

打ち上げたコウノトリは全て成功し、日本のロケット技術の正確さや安全性が世界でも信頼されていると言うことですね。

春馬さんがおっしゃっていたような世界中とはいかないまでも、これまでに、シンガポール、台湾、トルコなどの外国の人工衛星を種子島から打ち上げているようでした。

春馬さんは、地元の茨城県にも筑波宇宙センターがあることから、一度は種子島へ訪れたかったようですね。

〝どんなに技術が優れていても、最後はコミュニケーションが大切で、日本人の相手の意図する事を読み解く能力や技術の中にも、日本人の心遣いのようなものが根底に生きている。〟との職員さんの話に、春馬さんは、宇宙開発に於いても、日本人らしさ、国民性が大いに表れていると知り、〝改めて日本という国を知りたくなりましたね。〟と話されています。

また〝連載初回から、僕自身の中で、何かが大きく動き出したと感じた。〟と。

元気でハツラツとした姿を、これらの文章の中から感じることが出来ました。まだまだ未来を信じて輝いていましたね。

因みに、コウノトリの後継機として、HTV-Xと言う軽量で、沢山物資を詰めて、飛行時間も係留期間も圧倒的に長い人工衛星を開発していますね。

残念ながら、H3ロケットの新型エンジンにトラブルが見つかり、2021年打ち上げ予定のHTV-Xも後ろ倒しとなり延期になっているようです。

ついつい、春馬さんの本から宇宙の事を調べるうちに、夢が広がる春馬さんの様子がありありと目に浮かぶようでした。

~いつの日か、必ずロケットの打ち上げ見に行きます。~と言うのは、取材記事を編集した時の言葉。

この言葉を書いた本の編集時は、果たしていつ頃だったのでしょうか?今回の感想を書くだけでも、私なりに宇宙開発について結構調べました。

春馬さんは、インタビュアーとしての準備の中に、下調べは必要で一つずつ学習をしたのだと思います。

すると、今まで関心のない分野まで詳しくなりますから、更に博学になっていったのだと容易に想像出来ました。

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🍓strawberry

林檎様                        

記念すべきプラスアクト第1回目が、五代友厚さんの出身地の鹿児島でJAXA種子島宇宙センターだったのですね。

この地は、五代友厚さんの曾孫である五代富文氏が、1982年から数年間H-IIロケット開発に携わり、以降も日本の宇宙学会で要職に就かれています。

著書に『世界のロケット』などがあります。この話を知ったときに、驚きました。

この時期は、まだ天外者のオファーは来ていないと思いますが、春馬さんと五代友厚さんはご縁があるのだと感じました。深い繋がりを感じますね。

春馬さんと五代富文氏の対談をしてほしかったです。どんなお話になっていたのかと妄想してしまいました。

 春馬さんの、~いつの日か必ずロケットの打ち上げを見に行きます。~は、未来へ向けた言葉ですね。春馬さんの取材はとても前向きで楽しそうにしていて充実していたのだと思います。

春馬さんは、とても頭が良い方で、研究熱心なので、ロケット開発などに携わっていても成功していたのではと妄想してしまいました。

駅に向かう途中、地元のパン屋さんに寄り道の時、〝今すれ違った中国人の親子がね、パン食べたいって話してた!〟と中国語の会話を春馬さんがさりげなく聞きとっていたことに驚かされたとありましたね。さすが、春馬さんですね。

​🍎林檎

strawberry様

五代友厚さんの出身地は、鹿児島県でしたね。

五代友厚さんの曾孫の五代富文さんが、ロケット開発に携わっていらしたのですね。

何というご縁でしょう。

実際の宇宙開発研究者の春馬さんも良いですが、宇宙飛行士役を演じる春馬さんも観てみたかったです。

こうして、振り返ると、日本には、素晴らしい場所、誇れる場所が沢山あるということに気づかされますね。

目の前でロケットを見ると、興奮するのでしょうね。

北海道の大樹町でも民間ロケット〝モモ〟が打ち上げられましたね。

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出典:写真AC 

🍓strawberry

林檎様

林檎さん、宇宙飛行士役を演じる春馬さんを観たかったですね。

茨城県にも筑波宇宙センターがあるので、いつか見学に行きたいです。

前のコメントで、五代富文氏について触れましたが、取材について触れたいと思います。

2段式ロケットの第1段部分と第2段部分の説明で、むき出しになった接合部分に細かい部品がびっしりとあり、屋外に展示されていた実寸大のロケットの機体のエンジン部分は断熱材で、クリーム色が日光にあたり変色したなど、ロケットについて詳しく説明があり、見学に行きたくなりますね。実寸大ロケット見たいです。

打ち上げられたコウノトリは全て成功していて、日本のロケット技術は素晴らしいですね。

林檎さん、色々調べて教えて下さりありがとうございます。

H3ロケットのエンジンに不具合が見つかり、2021年打ち上げ予定のHTV-Xが延期になっているのですね。

HTV-Xは、コウノトリの後継機なのですね。

林檎さん、筑波宇宙センターも種子島宇宙センターも事前予約制で、無料で見学出来るのですね。両方行きたいです。

コロナが落ち着いたら『日本製』巡りと春馬さんに縁のある場所も含めて行きたいです。

春馬さんが行かれた、地元の食材を使う人気の食事処のミックスフライ定食を食べてみたいですね。  

春馬さん、カメラ好きですよね。ブレイブの撮影の合間にも持っていましたよね。

ある方が、ポール・スミスの撮影で春馬さんがイギリスに行った時に持っていたカメラとブレイブの撮影の合間に持っていたカメラが同じで、ライカD-LUX7ではないかとありました。春馬さんの愛用品のカメラですね。

春馬さんは、『日本製』の取材のためカメラで撮影されていますが、島根県で春馬さんが持っているカメラが気になって見たら、このカメラとは違うようですね。ライカのロゴが向かって左側にあるタイプですね。何種類か持っているのでしょうね。ブレイブのカメラはライカのロゴが向かって右側にありますね。

『日本製』は、色々な情報があり、専門的な事なども知ることが出来て勉強になります。本当に素晴らしいですね。

林檎さん、『日本製』について語る場所を作って下さりありがとうございます。

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出典:写真AC 

🕊💖希望

林檎様、strawberry様

林檎さん、第1回鹿児島県についての感想と詳しい情報を有り難うございます。

そしてstrawberryさんの追加情報で春馬さんと五代さんとの不思議なご縁まで知る事が出来ました。やはり五代さんに導かれていたのでしょうか?

やっぱりロケット打ち上げって一度は見てみたいですよね。実際に見たら感動するでしょうね。春馬さんは必ず見に行くと仰っていた。彼は有言実行ですからね。 やりたい事が山ほどありましたよね。

当初、亡くなってすぐのころに、水間先生が春馬さんを語るうえで仰っていたのが〝日本人なら誰もが憧れて、人生で1度は行きたいと思う種子島の宇宙センターが最初の取材場所なのですね。彼は【いつの日か必ずロケット打ち上げを見に行きます!】って書いてあるんですよ。そう語っている人間が自ら命を絶つなんて有り得ない!〟と断言して下さりとても嬉しかったのを覚えています。

春馬さんには下町ロケットなど、同じTBSでも日曜劇場の枠で山程あったであろう社会派のドラマに出演させてあげたかったですね。

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出典:三浦春馬&STAFF INFO  

+act連載『日本製』第1回 〔鹿児島県〕

🍎林檎

希望様 strawberry様

水間先生も、『日本製』を読んで下さり有難いですね。

心強いお言葉も聞けて嬉しいですね。

strawberryさんからは、春馬さんのカメラの情報も聞けて、希望さんのお勧めドラマは、下町ロケットという社会派との事。すぐにでも撮影開始出来そうな作品が、ポット出て来る辺りは、希望さん流石ですね。

宇宙飛行士役ですと、日本ではコスト面で非現実的ですよね。(妄想し過ぎ)

ところで、最初の感想にも触れたのですが、取材となると下調べが必要な訳ですが、感想を書こうとしたら、それはそれでやはり勉強が必要になり、昨日はかなりの時間を宇宙開発に費やしました。(笑)

今まで、日本でも、水星、金星、小惑星へ探査機を飛ばしましたが、

2020年5月のコウノトリ9号が、国際宇宙ステーションへ、最後の物資を届けた後に、日本の実験棟「きぼう」に、ANAと共同開発した、世界初国際宇宙ステーションの宇宙アバター(space avatar)を取り付けて来たとの事。 世界初ですよ。

現在、space avatarの操作体験、実証始動がされているそう。

一般人が、街中で操作出来、宇宙空間の美しさを身辺に感じる事が可能になるそうです。

極め付けは、ESA(欧州宇宙機関)主導で、日本、米国参加の、史上最大級の国際太陽系探査計画(JUICE=Jupiter Icy moons Explorer)が決定しているとの事です。

大型木星氷衛星探査計画です。

2022年6月に打ち上げ、2029年木星系へ到達。

2032年衛星ガニメデ(木星の第3衛星で、太陽系に存在する衛星の中で半径質量共に最大)の周回軌道へ投入する。

探査機開発から15年、打ち上げから、10年以上にも及ぶ現代宇宙探査の

【グレートジャーニー】との事。春馬さんがいらしたら、絶対に調べてワクワクしていたはず。

私は、春馬さんの『日本製』を読まなければ、宇宙開発の勉強にハマる事も無かったのでは?と思っています。春馬さんに感謝です。

第1回目から、この学習量ですから、春馬さんは、それを47回分勉強したと思うと、博識になるはずですよね。納得。

次回訪問先は宮崎県の神楽面職人さんです。

お楽しみに。

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