日本製三浦春馬
岡山県
取材日 :2016年11月頃から、2017年の6月〜7月までの間
●株式会社ジャパンブルー児島製織所
711-0913
岡山県倉敷市児島味野4047-16
TEL: 086-486-2006
※取材当時は、岡山市南区中畦のデニムジャパンブルーの製織工場であったが、2020年1月上記住所に移転し、名称を株式会社ジャパンブルー児島製織所に変更
訪問先・関連のURL
JAPAN BLUE co.,jp|倉敷市児島発祥のジャパンブルーデニム&ジーンズ
JAPAN BLUE co.,Jp 国産デニム工場 回遊型見学ルート 観光の呼び水に

【対談・考察】

🍎林檎
+act 2017年11月号掲載
【デニム産地でジャパンブルーを支える製織・縫製工場が光る】
岡山県【デニム産地でジャパンブルーを支える製織•縫製工場が光る】
~たったひとりの職人さんの腕の偉大さ!~
岡山県倉敷市児島は、日本初の純国産ジーンズを生み出した町として「ジーンズの聖地」と呼ばれているのですね。岡山でNO.1というジャパンブルーの織機のメンテナンスの達人、内山茂工場長。
彼の後を継ぐ方は、いらっしゃるのでしょうか?気になりました。
①製織工場の中の轟音のため、耳栓をする中で感覚を研ぎ澄ませたコミュニケーション。
②新しいことへのチャレンジ
約10年前に桃太郎シリーズを手がけて以来の付き合いの新規ブランド「ジャパンブルー」。地元の会社をメインにした事により、密なコミュニケーションが取れるようになった。
③他社にない拘りの製品作りが、世界でも認められるクオリティーへ
-column-では、若手人材確保が課題という事に触れている。
春馬さんの口から「若き才能を宜しくお願いします」と殺陣の先生へサラリと出るのは、このような現場を見てきているからかな?と感じました。
桃太郎ジーンズが圧倒的評判を呼んでいる3つの理由をジェントル館運営者の二宮一平さんのサイトで徹底解説しています。
2013年に、日本の安倍首相が「フランスで大人気の桃太郎ジーンズ」と言った事で、一躍その名が広まったようです。

MOMOTAROジーンズ本店
(旅ぐるたびより)
🕊💖希望
林檎様
岡山県倉敷市児島のデニム産地の感想を有り難うございます。倉敷市は個人的にずっと行ってみたい県のトップテンに入っていました。
児島というジーンズの街も以前にテレビで特集していて気になっておりました。
春馬さんは洋服にも拘りがあると仰っていたので屈指のクオリティーのジーンズにも興味津々だった事でしょうね。しかもこちらでもトヨタの織機が!!
今回は実際に製品を織っている様子を見ることが出来て良かったですね。
旧式の織機では作れる量は遥かに少ないにも関わらず拘って使っている理由は、
【生地の表情が全く違うから】との事
【最新の機械を使えば均一に織れますが、その分のっぺりとして表情に乏しくなる】
このお話はエンタメ界にも通じるものがありそうですね。
織機のメンテナンスをする内山さんは、さながら【監督】のような役目でしょうか。
監督によって製品【作品】の仕上がりも格段に変わってきますものね。
映画でも最新の技術を使ったCG作品物は凄いとは思いますが、何年経っても色褪せず変わらず感動を与えてくれるのは、昔の作品だったりするんですよね。
春馬さんお気に入りのジーンズに出会えたのかしら?
裏日本製で倉敷美観地区にも訪ねられて良かったです。
時間がなくてもギリギリまで楽しむ春馬さんを愛おしく感じます。
私も美観地区にぜひ行ってみたいです
児島はジーンズの街らしく駅から何から楽しそうな仕掛けが沢山あります。

自販機にジーンズ柄のラッピング
(旅ぐるたびより)
🍎林檎
希望様
私は、随分と昔になりますが、倉敷の美観地区へ行った事がありますよ。街全体がロケ地になりそうな、昔にタイムスリップしたような素敵な街並みでした。日本には、まだまだ素敵な場所が沢山ありますね。
最近、自然文化遺産登録などの話題が多いような気がしますが、これも日本以外の国の方々に土地などを買われないよう、先手を打っているのでしょうか?ふと、そんな事を感じるこの頃です。
ところで、希望さんの内田茂工場長を、エンタメ業界の監督さんに例える話が興味深かったです。
私も最近良く思うのが、原作がしっかりしていて、優れた脚本があり、俳優さん達が、どの役も生き生きと楽しそうに演ずる、監督がそれを作品として纏める。
そのようにチームが一体となった作品は、優れたものになっているとつくづく感じます。
日本も、再びそんな作品作りが出来るような環境になって欲しいですね。
旅ぐるなびのご紹介も有難う御座いました。
自販機やタクシーまでも、インディゴ色で楽しいですね。
街をあげて応援している事が伝わりますね。

タクシーを覆うのは本物のデニム生地
(旅ぐるたびより)
🕊💖希望
林檎様
倉敷の美観地区に行かれた事があるのですね。
本当にこの街を舞台に、映画など作ったら美しい映像が見ることが出来そうですね。
内山茂工場長を監督に例えたのは、同じ原作【材料】を使って例えば3人の監督が映画を撮ったとしたら、まるで違う物になりますよね。
それくらい作り手によって出来上がりは変わってしまいますね。
日本製の伝統文化産業の継承は勿論ですが春馬さんが公開インタビューで語った【エンタメは血の通った産業】だと自負しています。
これは『日本製』の取材を通して最新技術機械は確かに素晴らしいが、古き良き機械にこそ良い味があり表情も豊かになる。エンタメ界でも同じ事が言えると思っていたのかもしれません。「日本の時代劇をやりたい!」と仰っていたのも、そんな想いからではないかな。
いまこそ原点回帰。チームニッポンの作品が見てみたいですね。
🍎林檎
希望様
私も、予算も時間もかけたチーム日本の長編時代劇を観たいです。春馬さん主演で観たかったですね。
🕊💖希望
私も同じ気持ちです。昔は年末年始には必ずニ夜連続時代劇などやっていましたものね。
春馬さん主演で新選組とか忠臣蔵とか見てみたかったですね。

🍎林檎
希望様
時代劇の話題が出たのでお話しますが、今日、次回の島根県を調べていたら、日本刀の話が出てきます。春馬さんは「たたらば」を訪れ、日本刀の製造法を学んでいます。
春馬さんほど、かみしもや武士の姿が似合う方は見当たりませんね。立ち姿、所作、どれをとっても、内面から来る武士道精神を理解している美しい日本人でした。
🐎👠Yokoharuma
林檎様
なかなか、時間がなく『日本製』をゆっくり読み進められていないのが現状ですが、いつも思います。林檎さんが、一冊解説本を出すとはいうのはどうだろうって。
🍎林檎
Yokoharuma様
Yokoharumaさんは、2014年にパリで、金継ぎの個展を開かれたのですか?
『日本製』の感想コーナーをお褒め頂き有難う御座います。(ファンサイト内の『日本製』感想コーナー時代の話を掲載しています。)これも、皆様のお陰です。
特に、いつもこのコーナーに膨らみを加えて下さる、希望さん、strawberryさんには感謝申し上げます。また、私の拙い文章を読んで下さる皆様、Yokoharumaさん有難う御座います。
🐎👠Yokoharuma
林檎様
金継ぎは、私は、生徒です♪
金継ぎ仲間の何人かは、そのパリ展の後、活躍の場が広がり、デパートでワークショップ開いたりしています。
更にその中の一人はニューヨークで毎年ワークショップを開き、恒例化しています。
ただ、多分BUAISO さんも、感じておられるだろうと思いますが、日本の文化に興味を持つ人は、本当に限られています。
茶道に関しては、このファンサイト(世界は春馬ファンであふれてる)の皆様も、お茶をなさっていらっしゃる方が多そうですね。
利休の価値の無いものに価値を与える考え方、いいですよね。そういう人間になりたいみたいなこと春馬さん、言ってませんでしたっけ?俳優として有名になる必要があると言っていたと思います。この言葉、理解出来ます。

🍎林檎
Yokoharuma様
そうですか。金継ぎを学んでいらっしゃるのですね。それをきっかけに、海外へ行かれる事がおありなのですね。海外での日本製品への反応を肌で感じることが出来ますね。
日本製品と言っても、まだまだ、かなりマニアックな方々が興味を示すくらいで、なかなか難しい所が多いでしょうね。
物を大切にする心。
現代においては、とても重要な事ですね。
見えない物に意味を与えるという考え方は、確かに、俳優業にも通じるものがありますね。
🐎👠Yokoharuma
ところで皆様
忘れないでくださいませ。春馬さんは、世界を視野に入れていました。コロナが終わったら、『日本製』を持って世界へ飛び出しましょう!
そのための準備の一つに語学も!訪ねようと思う国の言葉を!でも世界共通語は、英語ですねー。
パラリンピックの閉会式で、日本の文化【金継ぎ】を言葉にし、挨拶されたそうです。
2014年に金継ぎの作品引っ下げて、フランスは、パリでの個展開催に参加しましたが、広くパリの皆さんに伝わっていたのかなと、閉会式で話題になっていたと聞き驚きました。
春馬さんも鎌倉での金継ぎの撮影の時に先生にたくさん質問していたそうでしたから、第二弾の『日本製』に取り上げたかも知れませんね。
【壊れたものに破損前以上の価値を与える】
このことについては、利休についての話題にも広がるので、長くなるのでまたどこかで機会ありましたら。
早いコロナの収束を祈るばかりです。(2021年9月のコメントです。)
そして、春馬さんが取材した日本国内も旅したいです。
🍎林檎
Yokoharuma様 皆様
コロナが収束したら日本全国行きたい所だらけ。『日本製』を持って47都道府県、世界へと飛び回りたいですね。夢は大きく。春馬さんの『日本製』と共に。英語も頑張らなくてはですね。
Yokoharumaさん、是非、いつか金継ぎの事や、利休のお話を語ってくださいね。
🍓strawberry
林檎様、希望様、皆様
岡山県[デニム生地でジャパンブルーを支える製織・縫製工場が光る]
感想や情報をありがとうございます。
岡山のジーンズは、以前からテレビなどの特集で見てとても気になっていました。『日本製』で春馬さんが取材をされたので更に興味がわきました。
「旧式の織機で織り込んで作った物が本物のデニム生地で、日本のデニムのクオリティーそのものである。ムラもあるが、豊かな表情になる。」とあり奥が深いと思いました。
こだわりのジーンズを欲しくなりました。桃太郎ジーンズ良いですね。
旅ぐるなびの紹介をありがとうございました。デニムがあらゆるところにあり素敵ですね。是非、行ってみたいです。

三浦春馬&STAFF INFO +act連載
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『日本製』第55回祝!書籍発売 舞台裏座談会[前編]
ここからは、プラスアクト『日本製』第55回祝!書籍発売 舞台裏座談会[前編]の一部をご紹介します。(日本製制作スタッフ鷲頭紀子さんのインタビューから)
鷲頭:器以外で『日本製』の旅で買ったプロダクトは使っていますか?
三浦:岡山で買ったデニムをまさに今日はいて着ていますし、朝日焼き(京都)の花瓶も飾っているし、今治タオル(愛媛県)、メガネ(福井県)・・・どれも使っていますね。
、とあります。
★『日本製』で買った物をきちんと使っている春馬さん。流石ですね。取材先で買った物は愛着がわきますよね。
『日本製』第56回『日本製』舞台裏座談会[後編]
引き続き、同じく『日本製』第56回『日本製』舞台裏座談会[後編]の一部をご紹介します。
編集長:『日本製』の旅で京介さんが印象に残っていることというと?
京介(撮影):やっぱりお風呂ですね~。
鷲頭:ははは、(前号掲載の「前編」でも触れたばかりだが)よっぽどなんですね。
三浦:でも、やっぱり、この旅とお風呂って切っても切れない気がしますよ。
鷲頭:新潟で泊まった旅館の貸し切り風呂がよかった。早朝に行って文字通りひとりだけの貸し切り状態で入ったんですけど、すぐ近くに渓流を望むロケーションで最高に気持ちがよかった!
三浦:宿自体がとても素敵でしたよね。また泊まりに行きたいと思う宿のひとつです。あと、お風呂でいうと窓から大きな橋が見えた・・・
編集長:瀬戸大橋! 岡山で泊まったホテルですね〟
三浦:そう!あの景色は絶景でした。
京介:ホテルのレストランで夕食を食べたんですけど、会議室かというぐらい広い個室でしたよね(笑)
三浦:そこに僕ら5人がポツンと(笑)。食事もね、編集長がグルメだから、本当においしいものをたくさん頂きました!
と、あります。
★『日本製』チームの皆さんで、お風呂や美味しい物を食べて楽しんでいる様子がよくわかりますね。とてもほっこりします。忙しい中でも『日本製』の取材は、とても充実していて癒されていたと思います。今後も『日本製』舞台裏座談会を紹介させて頂きます。
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🍎林檎
strawberry様
『日本製』取材班の座談会の様子を載せて頂き感謝します。
『日本製』の取材は、【世界はほしいモノにあふれてる】のMCの仕事に生かされているような気がしました。物の見方や、取材の心構えなどにも共通する部分があるような気がしますね。そう言う意味では、過密スケジュールの中でもstrawberryさんが仰るように、癒しの時間になっていたかも知れませんね。あちこち旅をして、美味しいものを食べて、移動中に睡眠をとっていたのでしょうね。

次回訪問先は、島根県の
たたら場を支える自然と年月 です。
お楽しみに。