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茨城県

取材日 :2016年12月21日

●株式会社 山﨑煙火製造所

〒300-1264

    茨城県つくば市泊崎539-1

​  TEL:029-876-0437

2022年5月 訪問記  by Rie

 ファンサイト「世界は春馬ファンであふれてる」発の企画、『HEART花火2022』で花火の製作にご協力頂いた「山﨑煙火製造所」様を訪問して来ました。

皆さま、春馬さんの生誕祝いの『HEART花火2022』の動画はもうご覧になりましたか?
私は素晴らしい花火の数々とファンの方々からのメッセージや土浦の風景、素敵なBGMにとても感動しました。
これからまた新しい動画を追加し近々再度UPされるとの事でとても楽しみですね。

1年以上前になりますが、サイト内で「みなさんで何かやりたいですね」と企画を募集したところ、ユーザーさんの1人から「春馬さんのお誕生日に春馬さんの地元土浦で花火をあげたい」という投稿があり、この企画に賛同した仲間達が『HEART花火2022』実行委員会を立ち上げ、コロナ禍という状況の中多くの人々のご協力の元、今年の4月9日(土)、ついに待ちに待った花火が打ち上げられましたね。
感染予防の為、直接観ることは出来ませんでしたが、「生まれてきてくれてありがとう」の想いが溢れる素晴らしい花火をいつでも動画で観られるのは嬉しいですね。

そして、この企画とは別件で、1年位前から山﨑煙火製造所の山﨑様と交流をしていたお友達がいるのですが、そのお友達が山﨑様の元へ伺うアポがとれたと言うので、それならば私も….と、先日お友達と一緒に「山﨑煙火製造所」様を訪問してきましたので、その時の様子をお伝えいたしますね。

 ご対応下さったのは数々の素晴らしい賞を受賞されている花火製造会社の名門「株式会社山﨑煙火製造所(茨城県つくば市)」の代表取締役 山﨑 智弘 様です。
春馬さんの著書『日本製』に掲載されております当時の代表取締役 山﨑芳男 様は、現在は会長さんみたいですね。

私と一緒に伺ったお友達が以前から山﨑様に和菓子をお渡しする約束をしていたみたいで、約束の和菓子を渡してちょっとご挨拶が出来れば・・・位の気持ちでおりましたら、まさか事務所内までご案内していただき、お忙しい中ご対応下さり大変感激いたしました。
山﨑様はとても気さくな方で、時々楽しい雑談も交えながら色々なお話をして下さいました。

●「花火は観ましたか?」と聞かれ、「はい観ました!素晴らしかったです!最初の予定以上の多くの花火を打ち上げていただきありがとうございました!!
ファンの皆さんもすごく喜んでいました!本当にありがとうございました!!」とお伝えしたところ、
山﨑様の表情がパッ!と明るくなりとても喜んでいただけた様で、お礼を直接お伝え出来て本当によかったと思いました。

「生で観たのですか?動画ですか?」と聞かれたので、私「動画です。」 お友達「生で観れました。」と。

まゆ2307さん作

「時間や場所は事前に知らされたのですか?」と聞かれたので、私「今回は密を避けるため、事前に時間や場所は知らされなかったのですが、お友達は運よく生で観れたんですよ。」
お友達「私、土浦まで来ていたんです。今日あたり花火が打ち上げられるのでは・・・と思って、あたりをつけて花火がよく見える場所まで来ていたら、ちょうど花火が打ち上がって観ることができたんです!」この様なお話をさせていただきました。

●動画は現在再編集して再度アップする事になっているという話になり、これから追加の動画を撮影するのに曇っているとよくないらしく、晴れ待ちとの事でした。

●事務所内には数々の表彰状やトロフィー、盾などがズラリ!
熾烈な争いで受賞された花火師最高の名誉「内閣総理大臣賞」の賞状も飾られていました。

●花火に関しては市役所や消防法などが関わっているので、1か月以上前に申請する必要があるそうです。また、規模が大きくなると平日や日中に打上げるのは簡単ではないようですね。

●春馬さんが訪れたのは2016年12月21日の様で、サインが飾られていました。山﨑様から「春馬さんのサインは昔からこのサインなのですか?」と聞かれて「はい、ずっと変わらずこのサインです。」という事をお伝えいたしました。

●春馬さんの印象ですが、きちんと挨拶をされる礼儀正しい好青年だったとの事です。「春馬さんは建築関係のアルバイトをやっていた事があるそうで、それで花火がどの様にして出来るのかとても興味があった様ですね。」とおしゃっていました。建築関係でどの様なアルバイトをしていたのか気になりますね。春馬さんは半日位滞在していたそうですよ。当時、春馬さんを担当された花火師さんが春馬さんをイメージして、4月9日の花火を製作して下さったとの事です。

●「春馬さんは小さい頃から土浦の花火を観てきたみたいですね。」という話になり、『日本製』にも掲載されておりますが、お友達が「春馬さんは他に予定がなければわざわざ土浦に帰ってきて花火を観ていたんですよね。」というお話などもしてきました。

●土浦の花火大会は通常の花火大会と違い、「土浦全国花火競技大会」と言って美しさを競い合う大会らしく、「スターマイン日本一」を決める大会とも言われ、全国から選りすぐりの花火製造会社の花火が次々と打ち上げられる様が圧巻なんだそうです。

和ごころさん作

<土浦全国花火競技大会HPから>

「土浦の花火大会は、「スターマイン日本一」を決める大会とも言われています。
花火師たちは、多くの時間と労力を注ぎ込み、数百発の多種多様な花火を組み合わせた土浦仕様のスペシャルスターマインを持ち込んできます。
テンポ良く絶妙なタイミングで打ち上がる精魂込めて作られた色とりどりの花火の迫力は圧巻で、観る人の心をとらえて離しません。」

 競い合う事で上を目指しながらどんどん素晴らしい花火が造られてきたのでしょうね。
私達が観ると大変美しい花火ですが、花火の製作は3K(きつい・汚い・危険)でとても大変な作業なんだそうです。日々危険と隣り合わせの大変なお仕事をされているというお話だけでも職人さん達の花火に込められた熱い想いが伝わってきました。

競い合う事で上を目指しながらどんどん素晴らしい花火が造られてきたのでしょうね。
私達が観ると大変美しい花火ですが、花火の製作は3K(きつい・汚い・危険)でとても大変な作業なんだそうです。
日々危険と隣り合わせの大変なお仕事をされているというお話だけでも職人さん達の花火に込められた熱い想いが伝わってきました。
近年はコロナの影響で花火大会が中止になったりして、以前の様に花火が打ち上げられないという事もあり、テーマパークやちょっとした花火のお仕事などもされているとの事でした。

「土浦全国花火競技大会」を調べましたら、例年約80万人ものお客様が来ているみたいですね。
春馬さんも大好きだった土浦の花火大会、今年こそは開催出来るといいですね。

●お友達が事前に山﨑様から伺っていたお話になりますが、跡継ぎや技術者を育てて行かなくてはいけないという思いがある様です。

山﨑智弘 社長

 インターネットからの情報ですが、花火の打上げ自体は、今はコンピューターで打ち上げられる様になり、昔と比べて楽になったみたいですね。

 

ですが花火を完成させるまでがとても大変な作業だという事には変わりないので、この伝統を絶やさない為にも、跡継ぎや技術者を育て継承して行く事はとても重要な事だと思いました。

●今回の『HEART花火2022』では実行委員の担当の方が打合わせに2回来社、その後はコロナの影響もありリモートで打合わせを行っていたという事でした。

実行委員の方の花火に対するとても熱い想いが伝わってきて、なんとしても実現させよう!という思いで製作して下さったそうです。

●「花火は平和の象徴ですよね」とおっしゃっていた事も印象的でした。

今、ロシアのウクライナ侵攻が問題になっておりますが、火薬は戦争に使うものではない、人を幸せにする事も出来るんだよという事を、花火を通して伝えて行きたいとの事でした。

●現在、他にも春馬さんのファンの方から、花火製作の依頼を受けているそうです。

●帰り際に「土浦の花火大会が開催されましたら是非観に行きたいです!」と伝えましたら「是非観に来てください!」とおしゃって下さいました。
土浦の全国花火競技大会はさぞ素晴らしいのでしょうね。

<感想>

 土浦の夜空を彩る花火を通して、花火師さん、動画撮影・ピアノ演奏・動画編集にご協力下さった方々、ファンの方々・・・
みなさんの春馬さんへの想いをひとつに出来た事は本当によかったと思います。花火の日は春馬さんの魂も土浦に来ていた気がしました。いつかみなさんと同時に花火を観ながら、春馬さんに想いを届けられたらいいなぁと思いました。

 今回の訪問を機に、花火を観る度に春馬さんを想うだけではなく、「花火師さんそれぞれの想いも詰まっているのだろうな」と想いを馳せようと思います。

 日本の花火は春馬さんが世界に伝えたかった日本の誇れる伝統のひとつですよね。春馬さんの想いを受け継いで世界に発信していきたいですね。短い時間ではありましたが、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。
山﨑煙火製造所の皆様には、春馬さんファンの想いに寄り添いご尽力下さった事、心より感謝いたします。

山崎社長様、ご対応下さったスタッフの方、『HEART花火2022』の実行委員の方々、この度は本当にありがとうございました。私達の想いはきっと春馬さんに届いていますよね。            By Rieさん

                         

HEART花火2023 チラシ

 更に、2023年4月1日(春馬さんの33回目お誕生日をお祝いして)には、2022年のコロナ禍のため、観客なしで行った花火大会に引き続き、この度は行動制限が緩和されたので、土浦新港に観客席を確保しての開催となります。

実行委員会の皆様には、夢の実現に向けた長い準備期間とその情熱と行動力に、大きな拍手を贈りたいです。また、賛同者の皆さま、何より山崎煙火製造所の皆さまにも、この場をお借りして心よりお礼申し上げます。

次回訪問先は、栃木県の

足利学校です。

お楽しみに。

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