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宮崎県

02

取材日:2015年9月23日

●訪問先  神楽面工房 天岩戸木彫(かぐらめんこうぼう 

     あまのいわときぼり)

〒882-1100   

宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸399  

       TEL:0982-74-8901 

【対談・考察】

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​🍎林檎

+act 2016年1月号掲載 【神楽面職人三代目を工房に訪ねて】

~省悟さんに負けない〝面(ひょうじょう)”作りしていきます~

宮崎県高千穂町。

日本建国の神々が降りたった、町全体がパワースポットのような土地。

このフレーズを聞くだけで、何だか神々しいですね。

「高千穂の夜神楽」に欠かせない「神楽面」を作っている当時の春馬さんより、4才上の29才の職人の省悟さん。

春馬さんは、芸能の神様•あめのうずめのみことの面に強く惹かれ購入するのですが、その理由がとても深いところにあるとは。

【俳優として、表情、感情を作る繊細な表現をしなければならない時に、面を見て、その制作過程の繊細な技術を思い出すようにとは。】

春馬さんは、どこまでも哲学者であり真面目な方ですね。

天然記念物に指定されている高千穂峡の話を読んでいると、その場に行くと足がすくみそう。秘境のような場所ですね。是非、機会があれば、行ってみたい。

まるで、春馬さんの「おーい、お茶!」のCMに出てきそうな、清々しい風景が目に浮かびました。

残念ながら、高千穂の夜神楽は、コロナ禍のため殆どの地区で神事のみを執り行い、夜を徹しての神楽舞いは、一般公開を行わないとホームページで語られています。(2021年)

このコロナウイルスは、本当に多くの活気を失わせる厄介ものですね。

春馬さんがいらしたら、やはり同じように、憂いていたでしょうね。

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天鈿女命

🍓strawberry

林檎様

宮崎県の三代続く神楽面彫師、素晴らしいですね。三代目の省悟さんは、祖父や父の仕事を見て育ち、自然とこの道に入られましたが、25歳までは好きな事をしようと心に決めて、様々な仕事を経験されて、東京にも住んでいて、25歳の年に高千穂に戻り、父に弟子入りされたのですね。省悟さんの強い信念を感じますね。

のみや彫刻刀が、50~60本が、仕事部屋にあり、春馬さんが驚いていましたね。

彫る場所や木目によって使う道具が違ってくるので多いのですね。

女面の天鈿女命を作るのは難しいのですね。男面は、表現しやすいようですが、女面は、涙袋や頬骨の高さなどミリ単位で印象が変わってしまうので加減が難しいのですね。

春馬さんが、天鈿女命の神楽面を買った理由が奥深いですね。

天鈿女命を作るのが難しいと聞いて、春馬さんが、表情を作ること、感情を作ることは、こんなにも繊細な事だと思ったのですね。

〝俳優として、繊細な表現をしなければいけないと思った時に、お面を見てこの時の感覚を思い出したい。

日本人は、手先が器用だと言われていますが、繊細な物をより繊細に表現するための器用さであり、日本らしさを感じる。〟とあります。

春馬さんは、神楽面から俳優の表情について結びつけて感じたり、本当に奥が深くて素晴らしい感覚ですね。こういう感覚を持ち合わせているので、繊細な表現が春馬さんは出来るのでしょうね。

いつか、高千穂峡へ行きたいです。雲海も見たいです。

夜神楽は、12時間あるのですね。

夜神楽.jpg

夜神楽

🍎林檎

strawberry様                         

動画では、夜神楽の起源は平安時代に遡るとか。実際の夜神楽はどのように、行われるのか良くわかりましたし、このような伝統を守り続ける方々がいらっしゃると言う事にも、日本を再発見し感動しました。

コロナ禍でなければ、年間150万人もの、観光客が、高千穂峡や国見ヶ丘の雲海を見に訪れるのですね。

工藤省悟さんが、この撮影時はまだ26才で、初めて師匠である父親から、天鈿女命の面を彫る許可をもらっていましたが、春馬さんが取材したその3年後には、まだまだお客様に出せるレベルではないとおっしゃっていましたね。

職人さんの世界の厳しさを実感しました。

高千穂峡.png

高千穂峡

🍓strawberry

林檎様

夜神楽の様子が動画にありましたが、神楽は、全33番あり、神楽面をつけるのは14演目あるのですね。

神楽を舞っている人を舞手といいますが、猿田彦命の面をつけた舞手が、三代目彫師の師匠(父)だったのですね。

神楽面彫師になると同時に、面作りに役立てようと舞手の修行も始められたそうですね。

舞手は、地元の方達だそうです。

林檎さん、春馬さんが舞手だったらどんな感じかなと思いました。

日舞やクラシックバレエなどをしていた春馬さんなら、しなやかに舞って素敵でしょうね。

伝統が受け継がれている夜神楽を観て、素晴らしいと思いました。

夜神楽は、魅力的で、地域の皆さんに親しまれているのですね。

夜神楽を実際に観たら感動するでしょうね。

神楽面は、一度神が宿るとそのまま神の魂が残るとされていて、神楽面は、余程のことがない限り作りかえないので、ほとんどが100年以上前に彫られた物だそうですね。驚きですね。

実際に、間近で神楽面を見たいと思いました。

天鈿女命の面作りは、やはり難しいのですね。それだけ技術が必要であり、厳しい職人の世界を感じました。

三代目彫師の省悟さんの師匠から認められる天鈿女命の面を見たいですね。

『日本製』は、本当に素晴らしいですね。一つ一つ掘り下げていくと奥が深くて興味深いですね。

春馬さんの『日本製』の素晴らしさを伝えていきたいですね。

出典:三浦春馬&STAFF INFO
+act連載『日本製』第2回 〔宮崎県〕

🍎林檎

strawberry様

春馬さんは、顔立ちがはっきりしているので、ローラのような欧米人のようなメイクも映えますが、歌舞伎役者のようなメイクも似合いそう。

市川海老蔵さんも、目鼻立ちがはっきりとしていらっしゃる。

神楽面をつけて、舞う春馬さんの映画なども観たかったです。

春馬さんが、沢山の監督さんから、オファーがかかるのもうなずけます

🕊💖希望

strawberry様、林檎様

工藤省悟さんのサイトでは、赤と白のお面の力強いこと!

林檎さんがおっしゃるように、歌舞伎界に養子入りさせたかったですよね。

そしたら大きな後ろ楯になりましたね

今は、市川海老蔵さん以外は、立役をやれる美形が中々いませんものね。

昔に見た片岡仁左衛門さんと坂東玉三郎さんのお二人のコンビは美しかったです。

全てタラレバになってしまうのが悲しいですが。

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次回訪問先は、長崎県 

壱岐・平山旅館と島の歴史です。
       お楽しみに。

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