top of page

【対談・考察】

22広島県 - 02 永遠のゼロ 歩道橋 by Yukiさん.jpg

🍎林檎

+act 2017年9月号掲載【ヒロシマを語り継ぐ梶矢文昭さんに聞く】

~俳優は想像力を届ける職業だ~

皆様

映画「太陽の子」が公開されて、20日過ぎてしまいました。(2021年8月)

漸く、広島県の感想にたどり着きました。

*****************************

この度の取材は、梶矢文昭さんの6歳の時の戦争体験談の取材です。驚くべきことは、原爆が落ちた次の日のうちに水道復旧。

二日後には、駅前の電気が復旧。三日後には、バスや電車が走っていたとの事実

誰かが多くの死体やがれきを片付けないと、バスや電車は走らない。「何くそ、負けてたまるか」という気持ちが強かったということ。このような隠れた事実は報道されず、マイナスイメージしか報道されない。

何のために?日本人の気力を圧倒的になくすため?

「想像力が欠如した時、人間はむごいことをする。想像力をなくさないためにも事実・実相・実感を語り継ぐ」と、小学校教師を引退してから約20年、全国各地で年間50回も被爆体験を語ってきた。とのこと。

*****************************

事実とは、実際に起こった事柄

実相とは、ありのままの姿

実感とは、現実の物事から得る感じ。心の底から出た真実の感情。

*****************************

裏日本製で、映画「永遠の0」以来、春馬さんの演技に感銘を受け、DVDを購入し、何度も観ていたという。春馬さんとのご縁を感じて下さいました。

この取材を通して、春馬さんは、想像力を働かせるという言葉の持つ意味を自分のものとし、また、映画「永遠の0」から続く、自分のルーツから学んだことと、梶矢さんとのご縁を通して、映画「太陽の子」のオファーが来た時も、自然と気持ちが入ったことと想像できます。

そして、想像力を働かせるという言葉は、今では春馬さん語録の中でも、トップ1に輝いていると思っています。それほど重要なことだと思いますし、自分が体験していないことを想像するということは、実はとても難しいことだともと思います。

*****************************

そして、何より、どんなに過酷な状況でも、春馬さんは「何くそ、負けてたまるか」という戦後復興に尽力した方々の想いを胸に、頑張ったのではないかと想像するのでした。

私たちも、春馬さんの事を事実・実相・実感に整理しながら、語り続けて行きましょう。

🕊💖希望

林檎様

広島県 【ヒロシマを語り継ぐ梶矢文昭さんに聞く】の感想を有り難うございます。

梶矢さんが原爆投下を体験したのは6歳の時だったんですよね。いくら幼くても強烈な記憶というのは頭に残るものですね。

原爆と震災は比べられませんが、私は阪神大震災を経験しているので震災後すぐに町中が停電しましたが当日に電気が復旧しました。

しかし、水道とガス復旧には3日~5日以上は掛かりましたから当時の原爆後の復旧の早さには驚かされますね。日本人は凄いですね。

俳優さんを余り知らない梶矢さんが『永遠のゼロ』はご覧になっていて、春馬さんの演技に感動されていた事に運命を感じました。

私の中で広島県の原爆といえば学級文庫にあった【はだしのゲン】です。

子供の頃この漫画を読んだ衝撃は今も忘れられません。現代の子供達は知っているのでしょうか?御存知だとは思いますが皆様にもご紹介させて頂きます。

【 はだしのゲン 企画展を見よう】は、関連URLの所からご覧ください。

★こちらは、2023年1月現在、残念ながら見ることが出来ません。

新しく探した類似の出典先を関連URLに差し替えてご紹介しています。

なお、対談内容は、当時の【はだしのゲン企画展を見よう】を参考に話し合われています。

🍎林檎

希望様

阪神大震災を経験されていらっしゃるのですね。

【はだしのゲン】の企画展の記事を有難うございました。

はだしのゲンは、英語、ロシア語、韓国・朝鮮語、フランス語など、世界のさまざまな言語に翻訳され、世界を駆け巡めぐっています。

という文章を読み、改めて、戦争の悲惨さを世界に知ってもらうことに【はだしのゲン】の貢献度は大きな力を持っていると思いました。

22広島県 - 04.jpeg

出典:三浦春馬&STAFF INFO  

+act 連載『日本製』第22回〔広島県〕

🍓strawberry

林檎様、希望様、皆様

広島県[ヒロシマを語り継ぐ梶矢文昭さんに聞く]の感想や情報をありがとうございます。

戦争時の話は、当時を知る方々がご高齢になり、年々聞くことが難しくなってきているので、梶矢さんのお話はとても貴重ですね。

梶矢さんは、教師で教え子の方が「語り継ぐ会」に参加されているのは良かったですね。

若い世代に語り継いでいくことは、とても大切であると思います。

梶矢さんが、「想像力が欠如した時に人間はむごいことをする」、「事実、実相、実感」を語り継いでいくことが大事」と仰っています。

春馬さんも昨年のドラマ【太陽の子】の完成試写会の会見で「僕たちの仕事は皆様に想像力を届ける事ですし、この作品を通して皆さんが、戦争というものを考える大きなきっかけになればと思っています。」と仰っています。

春馬さんは、梶矢さんの取材をして様々な想いがあり、梶矢さんの「想像力」の言葉を引用して会見での言葉に強い想いを込めていると思います。私たちは、春馬さんの想いを繋いでいきたいですね。

『日本製』の梶矢さんの取材の後日に、東京オリンピックの聖火ランナーに選ばれたと梶矢さんからの連絡をスタッフを通して聞いて、春馬さんが嬉しかったと話していましたね。

2021年5月、梶矢さんの聖火ランナーの姿が拝見できる動画を紹介させて頂きます。

梶矢さんの志望動機の文章も拝見できます。関連URLの所でご覧ください。

★2023年1月現在こちらのURLも残念ながら見つかりませんので、

梶矢さんのインタビュー記事のURLと差し替えています。ご了承ください。

春馬さんにも梶矢さんの聖火ランナーの姿を見て欲しかったです。

希望さん、「はだしのゲンの企画展を見よう」の紹介をありがとうございました。

「おわりに」の所で、ゲンの父が、「ふまれても、ふまれても、強く真っすぐに伸び、豊かな穂を実らせる麦のようにたくましく生き抜いていけ」とあります。

この言葉は、いかに困難であっても核兵器廃絶への努力を止めてはいけない、努力し続ける勇気を持たなければならないという私たちへのメッセージではないか。とありました。

私たちは、この想いを繋いでいくことが大切であると感じました。

22広島県 - 05 厳島神社.jpg

🍎林檎

strawberry様

追加の写真と、梶矢さんの聖火ランナーの記事を有難う御座います。

「小学一年の時に戦火の中、裸足で走ったが、今は平和な中、灯火を持って走っている。」

と言う文章に、この戦争のない世の中が如何に素晴らしいか、平和な世界を願ってやみませんね。

🕊💖希望

strawberry様

プラスアクトの追加記事を有難うございます。

春馬さんと梶矢さんの握手は、お互いに満面の笑みですね。梶矢さんから聞けた貴重なお話は、春馬さんの胸に深く残った事でしょう。聖火ランナーの記事も有難うございました。

きっと春馬さんも聖火ランナーをやりたかったでしょうね。色んな思いが込み上げます。

🐎Yokoharuma
梶矢さんは、春馬さんと一緒に走ったと思います。

和ごころさん作

🍓strawberry

林檎様、希望様、Yokoharuma様

梶矢さんの聖火ランナーへの想いが込められていますね。春馬さんの想いも一緒に梶矢さんは、走られたと思います。

春馬さんが「好書好日」で、『日本製』についてのインタビューがあります。

一部分を紹介させて頂きます。

*******************

『梶矢さんが「同じ火でも、あの時は原爆の火から逃れ走ったけど、今回は“未来を繋げる」という意味で聖火を持って走れるから、とても嬉しいんだ」と、仰っていたと聞き、僕もすごく嬉しかったです。この取材で、実際に梶矢さんのお話をうかがったという事実とあの時間の繋がりがなければ、こんな風に血の通った何か、みたいな思いを感じ取れなかった気がします。』とお話しています。

********************

二人の出会いはとても貴重で、お互いに通じ合う所があったと思います。

梶矢さんは、映画【太陽の子】を観られるとの話が記事にありましたね。どんな想いで観られたのかと思うと切なくなります。

【後日談】2023年1月

🍓strawberry

☆梶矢さんの聖火ランナーの動画を見つけました。「広島ニュース[聖火リレー]

動画の6分18秒あたりから少しですが、梶矢さんの紹介があり姿が拝見できます。

☆さらに、梶矢さんの原爆の語り部の動画もご紹介します。

その中で、原爆について、聖火ランナーについて、そして三浦春馬さんのプラスアクトの写真を持参で春馬さんについて語る所があります。(58分20秒から)

梶矢さんの原爆のお話は、とても貴重です。若い世代に繋ぎ、ずっと語り継いでいくことが大切であると思います。

梶矢さんが動画の中で、「嬉しいこともありました」と聖火ランナーや春馬さんについて、お話をしてくださいました。今も尚、春馬さんとの出会いを大切に思ってくださることに、とても嬉しく思いました。

YouTubeは、2006年2月6日から始まり、毎月6日に配信されているようです。
今年2月6日で17年ですね。
色々な方が、お話されているようで、梶矢さんのこのYouTube生配信の回は、2022年1月6日で一年前です。原爆の語り部の生配信は、とても貴重で素晴らしい活動であると思います。これからもずっと続くことを願います。

★聖火ランナーの紹介については、55分46秒あたりから。
原爆語り部の配信動画では、バッハ会長との話をはさみ、58分20秒あたりから春馬さんの話が少しあります。
★続けて福山雅治の「クスノキ」の曲にまつわる話があります。

梶矢さんは、長崎の被爆クスノキについて歌っている曲を聴いて感動したようです。

🍎林檎

strawberry様

貴重な二つの動画のお知らせを有難うございます。

梶矢さんのような戦争の語り部はとても大切で、若い方々がバトンを繋ぎ、これからもずっと伝えていかなければなりませんね。

梶矢さんは、流石に小学校の校長先生だっただけあり、紙芝居のような絵を描いてのお話もお上手で、とても分かり易かったです。

東北に疎開されていた当時小学3年生のお姉さまが、訪ねてきたお母様が広島へ帰る時に泣きながら追いかけてきた様子や、覚悟を決めて広島へ連れ帰った数日後にお姉さまが被爆しお亡くなりになった事で、生涯ご自分を責め続けて来られたお母様のお話をお聞きし、胸が詰まる思いでした。

また、映画【太陽の子】にも触れながら、日本にはとにかく資源がなかったことや、現在の核は、当時の核爆弾の100倍~1000倍の威力とも言われていて、二発あれば

日本は消滅してしまうという話など、核を使うことは、広島・長崎の二度で最後ということを何度も強調されていましたね。

時代に合った方法で、原爆の語り部の生配信を続けていらっしゃる方がいらっしゃる事は、とても素晴らしいと思いました。

次回訪問先は、鳥取県

砂丘らっきょうという挑戦 です。

お楽しみに。

22広島県 - 07 砂丘らっきょうの甘酢漬.png

© 2022  三浦春馬『日本製』対談・考察 Wix.comを使って作成されました           E-mail:hm.nihonsei@gmail.com

    bottom of page