top of page
福岡県

05

取材日:2015年9月

國井洋二さんの工房
 放生会(ほうじょうや)の

 博多ちゃんぽん

  住所    不明

  

【対談・考察】

05福岡県 - 01.jpg

🍎林檎

+act  2016年4月号掲載  【博多ちゃんぽん職人・國井洋二さんと工房】

 ちゃん♪ぽんと響かせ國井さんを想えば、ちゃん♪ぽんと未来が笑顔になるよ!

春馬さんのインスタライブの「三浦家日本製棚」の中でも、春馬さんがお話されていましたが、博多ちゃんぽん職人の國井様は、2019年の秋にお亡くなりになりました。

改めてご冥福をお祈りします。

確か、春馬さんのインタビューでは、國井さんには師匠はいないとのことでした。

この辺りの事情は分かりかねますが、いずれにしても継承者がいない為、放生会ちゃんぽん授与休止のお知らせと言う文字が、とても悲しく寂しかったです。

春馬さんのインタビューの中でも、國井さんは、継承する人はいないし、強制はしたくないとおっしゃっていました。

特に國井さんの工房の件は、春馬さんが『日本製』の連載が始まる直前に友人から聞き、画像検索をし、一瞬にして心を奪われたとの事。スタッフも、全く知らない情報だったようですね。

國井さんの意外なバックボーンとは、本業は半導体の材料工学で、大学の先輩から、ちゃんぽん作りを頼まれてから、16年作っていると言うエピソードでした。

その場では、売り物として扱っていない、ちゃんぽんをおねだりする時の春馬さんの様子が可愛らしい。

ちゃんぽんを下さる時の、國井さんの春馬さんへの〝これからもっと出世する人だから。〟と、ひょうたん型のちゃんぽんを下さるなど。

更に〝僕が國井さんの年齢を迎える頃にも、日本の何処かで、博多ちゃんぽんの愛らしい音が鳴り響いている事を切に願います。〟と言う春馬さんの言葉に、悲しさ淋しさを感じずにはいられませんね。

〝改めて『日本製』の財産は、  【人】なのだな。〟と感じ入ったと春馬さん。

ちゃんぽんを鳴かせるには、厚さ1万分の5mm単位で調整する繊細な作業、忍耐力を持ち合わせていないと生み出されない音と言うのが、とても日本的だとも春馬さんは話していますね。

それにしても、どなたか博多ちゃんぽんを継承して下さらないでしょうか?!

春馬さんがインスタライブで、博多ちゃんぽんを紹介していた時点で、継承者不在は知っていたでしょうから、心を痛めていた事と思います。

こうして『日本製』を紐解いていくと、素晴らしい発見と同時に、厳しい現実も知ることになり複雑な気持ちになります。

けれど、春馬さんが精一杯残して下さったものですから、引き続き丁寧に『日本製』を熟読して行きたいと思います。

皆さま、お付き合い下さいね。

國井さん .png

💐harumyu

林檎さま

福岡県の「ちゃんぽん」。

春馬くんのお陰で長崎ちゃんぽんじゃない方のちゃんぽんを知りました。

インスタで、部屋にある日本製の品々(全部で物品11+食品3だったかな?)を紹介してくれた春馬くん。ちゃんぽんを吹く顔が浮かびます。特にNo.6辺りからやつれて元気がなさそう、でも毎回大きな声で紹介してくれて、(あの不快なドラマにさえ出なかったら)続けていくつもりだった、続けていけたのではと思うと悔しいです。

それにしても、お年の方やご病気の方もいらっしゃるのは承知の上で、何故か春馬くんとご縁のあった方々が、次々に亡くなられ、その度に何故?と不可解な気持ちになってしまいます。実父さんはご家族なので別として、元々顔の広い春馬くんとはいえ、向こうで多くの人達に会うことになって、驚いているのではないでしょうか。 (*_*;

🍎林檎

harumyu様

春馬さんが、画像検索して訪問先を検討している場面が見られ、『日本製』への力の入れようが伝わりますね。

スタッフとの関係も和気藹々とし、春馬さんがのびのびと取材している事がわかります。

幸せそうな春馬さんの文章を読むと心が落ち着きますね。

今後も、このコロナ禍を踏まえ、取材先がどのような状況なのかを調べたり、またこの先どのように変化していくのかも考察していければと思っています。

harumyuさんがおっしゃるように「三浦家日本製棚」のインスタライブの春馬さんは、元気そうに振る舞ってはいますが、どことなくお疲れのようにみえますね。

それに『日本製』の取材先関係者の方々が、春馬さんの件の前後にお亡くなりになられた事もわかりましたが、たまたまご高齢だからなのでしょうが、何とも不思議ですね。(関わりが深く、訃報が続きましたので)

春馬さんの『日本製』を読み、博多ちゃんぽんの継承者が現在不在であることを知り、後継者が現れて下さる事を祈ります。

05福岡県 - 08.jpg

出典:三浦春馬&STAFF INFO 
+act連載『日本製』第5回 〔福岡県〕
​撮影/三浦春馬

博多ちゃんぽん 音色
yokanaviチャンネル

🍓strawberry

林檎様、harumyu様

春馬さんは、画像検索して一瞬で心を持って行かれてしまって、職人さんに会いたいと思ったくらいに思い入れがある博多ちゃんぽんでしたね。可愛らしい音色で癒されますね。

國井さんが、ちゃんぽんを作らないかと大学の先輩から言われたという話がありましたね。

その大学の先輩は、小川勝男氏です。ちゃんぽんは、粗悪品やブリキ製の物が出回った時があり、昭和初期にいったん姿を消します。1971年(昭和46年)に、当時筥崎にキャンパスがあった九州大学の技官小川勝男氏が、筥崎宮の依頼を受けて復活。

ちゃんぽんを吹くテレビ CMに使われたことから再び人気土産になったそうです。

過去にもちゃんぽんは、姿を消すことがありましたが、小川勝男氏が復活させています。

そして、國井氏が繋いでいましたが、2019年に亡くなられたので職人さんが不在の状況で、およそ半世紀ぶりに姿を消すことになりました。

ちゃんぽんの歴史を考えると、復活があったので、また救世主が現れて復活するのではないかと思います。

春馬さんが愛した博多ちゃんぽんは素晴らしいので、伝統を守っていって欲しいですね。

**************

 プラスアクト2020年9月号

第57回書籍『日本製』発売後の嬉しい反響について語る。この中で、「日本製棚」について話しているので紹介します。

「日本製棚」は、春馬さんの提案で始まりました。

写真ではなくて、動画にしたのは、写真では伝わりづらいディテールがあります。

『日本製』ならではの造形美や色合いなど、自分が愛用している感覚と一緒に届けたいという想いが、動画の方が伝わりやすく、強いのではないかと思ったそうです。

このチームで『日本製』出版打ち上げをリモートでやった時に提案したそうです。

ちなみに「三浦家・日本製棚」という名前は、プラスアクトの編集長が提案してくれたそうです。

タイトルコールの博多ちゃんぽんを鳴らすのは春馬さんのアイディアです。

國井さんのあのちゃんぽんは、日本製棚として発信する最初のアイテムで、久しぶりに鳴らしてみた時に、自分でも改めて可愛らしい音色だなと感じて、チャンチャン♪って感じの効果音として親しみのあるものになるんじゃないかなって閃いたそうです。

『日本製』のチームの皆さんと良い関係ですよね。とても充実していたと感じられます。

インタビューの終わりの方で、春馬さんが動画の撮影で相談をしています。

〝北海道は江差追分を歌う訳にはいかないから、ムックリ(アイヌ民族に伝わる竹製の楽器)を紹介しようと思っているんですけど、スマホを固定しないと演奏出来ないじゃないですか?

いつも右手でスマホを持って撮っているんですけど、それがホームビデオ感もあっていいなあと思ってやっているので、どうしたものかと思っています。〟

江差追分を歌うとかと言われて、春馬さんは、〝いやいやいや、動画を観た人に「三浦春馬どうした?」って思われますよ。ムックリやっているのも結構「どうした?」だとは思いますけどね。(笑)〟

〝では、聴いて下さい・・・ビヨーンビヨーンビヨーンって相当シュールな回になりそうだなぁ。〟と話しています。

これから、紹介する物について、どのようにするか相談をしています。「日本製棚」はもちろん続けるつもりでしたね。

春馬さん、リラックスして楽しそうに話していますね。

この取材では、『日本製』の反響や「日本製棚」の反響があることを聞いて、春馬さんがとても喜んでいます。春馬さんに届いていて良かったと思いました。

この取材は、2020年6月下旬とありました。

05福岡県 - 06.jpg

出典:三浦春馬&STAFF INFO 
+act連載『日本製』第5回 〔福岡県〕

 

🍎林檎

strawberry様

いつも、プラスアクトの裏話を教えて下さり有難うございます。

「日本製棚」の名前は、センスあるなぁと思っていました。

プラスアクトの編集長さんが考えて下さったのですね。

春馬さんは、沢山の関係者から好感を持たれていたと思いますよ。

私も、春馬さんが『日本製』の売れ行きが良い事を知っていたことが、せめてもの慰めになりました。

北海道の「日本製棚」は、アイヌのムックリを紹介して下さるのだったのですね。

完全に、番外編が作れそう。

更に、國井さんの先輩のお話も、詳しく載せて頂き良く経緯がわかりました。

写真では、國井さんが平成13年より園田氏の後を継ぎとありますので、昭和46年から小川氏、次に園田氏、その後國井氏ということになりそうですね。

Strawberryさんのお陰で、このコーナーが、とても素晴らしい物になっていますよ。

🕊💖希望

林檎様、strawberry様

春馬さんの「三浦家日本製棚」の紹介映像で、何とも言えない可愛らしい音色に心癒されていました。國井さんも天国に旅立ってしまったのですね。

どなたか継承して下さる職人さんが現れてくれたら良いですね。

そしてstrawberryさんの裏側のこぼれ話も毎回楽しく読ませて頂いています。

ちゃんぽんを両手に持った春馬さんの満面の笑顔が可愛いですね。

この薄く繊細な工芸品を作る工程を考えると日本人の持つ独特な感性と探求心そして忍耐力ですよね。

本当に凄い!!という言葉しか出てきませんが、どうか復活させて欲しいですね。

🍓strawberry

希望様                   

博多ちゃんぽんの音色は、可愛らしくて癒されますね。博多ちゃんぽん、本当に素晴らしいですね。継承者が現れて、ぜひ復活して欲しいですね。博多ちゃんぽんを両手に持って笑う春馬さん、可愛いですよね。

毎回写真をアップしながら思うのですが、春馬さん、楽しそうに生き生きと取材をしていて充実しているのが感じられ嬉しく思います。

『日本製』第2弾を見たかったです。

  

***************                        

林檎様、皆様

春馬さんが『日本製』の反響について話しているので紹介します。

〝僕よりも年配の方…例えば習い事のお師匠さんやお師匠さんのご友人が手に取って下さったみたいで。「話には聞いていたけれど、本を開いて内容の素晴らしさにとても感激しました。」というメッセージを送って下さったりとか、もう続々と感想を頂いています。

『日本製』の、こういう内容だから見てみたかったと言って手に取って下さっている方が結構いらっしゃって、改めて特別な機会だったと感じています。

一生のうちに47都道府県全部に行けることがスペシャルなことだというのは、自分でも理解しているつもりでいましたが、周りの反応によって、より稀有な機会をもらっていたんだなと実感します。〟と話しています。

 取材の最後に、春馬さんが〝素敵な出会いがたくさんあったので、皆さんにも日本各地の想いがこの本を通して届けばいいなあと思います。〟とあります。

 春馬さんが、『日本製』の反響を嬉しそうに話しているので、本当に良かったです。

皆さんの声が、春馬さんに届いていましたね。

春馬さんの想いを繋いで『日本製』が世界中に広がることを願います。

改めて春馬さんの『日本製』を大切にしていきたいと思いましたし、素晴らしさを皆

さんに伝えていきたいと思いました。

🍎林檎

strawberry様 皆様

春馬さんの『日本製』の製作コメントを知ることが出来て、益々やる気を頂きました。

一生のうちに、47都道府県全部に行けることは、本当にスペシャルなことですね。

一般人が、47都道府県全部に行っても、その人の持つ知識や感性により得るものは違って来ますよね。

多分、見るべきものの範囲をひろげようものなら、一生かけても、なかなか大変な作業になることは想像に難くないですね。真面目で誠実で、勉強家の春馬さんだからこそ、スタッフにも恵まれて、ここまでの読み応えのある素晴らしい書籍になったのだと思います。

一緒に春馬さんと実際に日本各地を廻ったスタッフの方々は、少なくとも、本が完成した時は、春馬さんと同じ気持ちになったはずです。

取材の最後の春馬さんの言葉、

〝みなさんにも、日本各地の想いが、この本を通して届けばいいなぁと思います。〟という言葉を胸に刻みながら、長丁場の作業になりますが、皆さんのお力を借りながら、私はこれからも、この『日本製』の感想を続ける事で、春馬さんへのせめてもの供養にして行きたいと思っています。

これからも、どうぞ宜しくお願いします。

PS: 文章を書いていらっしゃる鷲頭さんのことは、わかりますか?

鷲頭紀子さん(左) 文子さん姉妹
​ワニブックスHP

🍓strawberry

林檎様

インタビュー記事を書いた鷲頭紀子さんは、ライターさんのようです。過去の記事で、「一を聞いて十を書ける信頼と実績のライター鷲頭姉妹」と紹介されているのを見つけました。

鷲頭紀子さんの妹さんは、鷲頭文子さんです。姉妹でライターをされているようですね。

鷲頭紀子さん(姉)は「エンタメ」で、鷲頭文子さん(妹)は「美容」で、得意分野が違うそうです。

ちなみに、鷲頭文子さん(妹)は、有限会社ワイルドベリーの代表をされているようです。

春馬さんとプラスアクトの取材で、昔から関わりがあるのは、鷲頭紀子さん(姉)ですね。

鷲頭紀子さんは、プラスアクトで昔から春馬さんの取材をされています。プラスアクト2011年7月号について、春馬さんのファンの方がブログに書いてあるのを見つけました。

〝鷲頭さんが、春馬さんの芝居をきちんと見て下さっているのを感じて心地良いです。

鷲頭さんが、引き出すのが上手いのか、春馬さんがしゃべる…しゃべるで、映画のネタバレをポロポロ。(笑)〟とありました。

鷲頭さんは引き出すのが上手く、春馬さん、よくしゃべっていたのですね。(笑)

一生懸命話す春馬さんの姿が目に浮かびますね。

春馬さんと鷲頭さんは、お互いに昔から知っていて、信頼関係があったと思います。

鷲頭さんは、もしかすると春馬さんの異変に気づいていたかもしれませんね。

『日本製』のチームは、信頼関係があり、充実していたように感じられますね。

林檎さん、これからも『日本製』の感想コーナーを楽しみにしています。

春馬さんの想いを繋いで、盛り上げていきたいですね。

🍎林檎

strawberry様 皆様

鷲頭姉妹の詳しいお話を有難うございます。

さすがstrawberryさん、凄い情報量です!

鷲頭紀子さんは、春馬さんとこんなに長い時間行動していたのですから、春馬さんの変化に気づいていたと思いますよね。

でも、私も『日本製』スタッフは好感が持てますね。

次回訪問先は、佐賀県 

金子窯で出会った”多々良焼き”の魅力

お楽しみに。

05福岡県 - 01 (2).jpg

© 2022  三浦春馬『日本製』対談・考察 Wix.comを使って作成されました           E-mail:hm.nihonsei@gmail.com

    bottom of page