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長野県

取材日 :2017年9月~?

     (髪型が大人高校撮影時?)

●フジゲン 大町工場

〒398-0004 長野県大町市常盤3680-1
TEL: 0261-23-4708

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【対談・考察】

🍎林檎

+act 2018年3月号掲載【ギターのフジゲン・ファクトリーハウスへ】

~人の想いとかけた時間が一本のギターの音色に宿り枯れる~

年数を経たギターに対して「音が枯れる」という言葉が誉め言葉になるということに対して、春馬さんは「耳からウロコ」という面白い表現をしています。

今回の取材先は長野県大町市。自社ブランド「FUJIGEN」ロゴが「FGN」

世界的なブランドのOEM供給も手掛ける老舗ギターメーカー「フジゲン」のメインファクトリーの大町工場を訪問。

OEMとは、製造メ―カ―(OEMメ―カ―)が他社(発注元)の名義やブランドの製品を製造するもしくはその受託側企業のこと。「Original Equipment Manufacturing」の略で、日本語では「相手先ブランド製造」などと訳されます。

まず、フジゲンの事をおさらいする為に、フジゲン株式会社オフィシャルサイトより、製品のラインナップを見るとわかりますが、ギターに関してはエレキとベースが中心ですね。アコースティックギターもありますが種類は少ないですね。

また、会社のサイト内で歴史を見ますと、1983年(昭和58年)には、ギター製造は月産14,000本を達成し、日本一を決意した志は〝世界一〟という形で実現したと書かれています。この時期、世界の工場は、人件費の安い日本に集まっていたということになります。

今は、人件費の安い中国へ日本のギター工場(フジゲンさんんも)が進出しているということです。

今では、一日約80本のギター製造で、月産約2480本という計算になりますが、ギターの性能や質に拘り価格は下げないように販売しているとの事。「自分たちが信じて、いいものを作っていくことが、業界の未来に繋がる」という話を会社の方から聞き、春馬さんは、自分たち役者の仕事にも当てはまると感じたとのこと。

このように、物事に真摯に向き合う役者さんの急逝は、日本のエンタメ業界への計り知れない損失となりますね。

さて、春馬さんとギターと言えば、14歳の頃にゆずに憧れて弾き語りの練習を始めました。

その後は、舞台「地獄のオルフェウス」での弾き語り。こちらのギターは、この舞台の為に購入したとされています。メーカーは、シーガル/アコースティックギターで、カナダ製と記事で見ました。

また、この時の春馬さんの歌の上手さ、格好良さを、舞台を観に行ったゴールデンボンバーの鬼龍院さんと、back numberのボーカル・ギター担当の清水依与吏さんとの対談動画で語っていますね。

2020年の「歌繋ぎ」での弾き語りで使用したギターは、このシーガル製だと言われています。ギターの製造工程に興味があり、調べたところ、フジゲンファクトリ―ツアーという動画がありました。

🍓strawberry

林檎様、皆様

長野県[ギターのフジゲン、ファクトリーハウスへ]の感想をありがとうございます。

私の主人は、音楽とギターが好きで、エレキギターを2本持っています。

私も音楽が好きで、アコースティックギターに憧れて弾きたいと思い、ずいぶん前に買って少し練習しましたが、コードを押さえるのが難しくて徐々に練習をしなくなりました。また時間を見つけて少しずつ練習したいと思っています。

ギターは好きなので、フジゲンさんに興味津々でサイトや動画を拝見しました。

フジゲンさんは、エレキギター製造のノウハウを活かしてCAを設立して、高級乗用車のウッドパネル、高級音響機器のキャビネット、ウッドホーン、自社ブランドのオルゴール、ウクレレ、和太鼓などの生産を行っているのですね。

ギターだけでなく、様々な物を作られているので驚きました。

林檎さんのコメントにもありましたが、ラジオ「back numberのオールナイトニッポン」で、清水依与吏さんが、鬼龍院翔さんと舞台「地獄のオルフェウス」を観に行き、挨拶へ行った時に春馬さんが、

〝スラッとしてカッコよくて、天は二物を与えずとあるけど5個くらいもらっている。〟

〝歌が上手い!〟とラジオでも話していました。

春馬さんは、やはり凄いですね。素晴らしいですね。

back numberは好きなのでライブも行ったことがありますが、清水さんが春馬さんの素晴らしさを伝えてくださるのはとても嬉しいです。

ギター作りの工程を見ていて、本当に素晴らしい技術で手間がかかっているのだと思いました。改めて大切にギターを使わせて頂きたいと思いました。

春馬さんの『日本製』のお陰でまた新しい知識が増えました。

-column-の所で、〝「枯れる」という言葉ですが、新品の状態から少しずつ自分の色をつけ、自分の音になっていく…。時を経ることで木材としても味がでてくるでしょうし、そういった状態を味わう豊かさ、奥の深さをその言葉から感じました。〟とあります。

私は、この言葉から、春馬さんが年齢を重ねて、さらに素晴らしい俳優さんになっていくのをずっと見たかったと思いました。沢山の新しい作品を見たかったです。

大町の郷土料理「おざんざ」は、初めて知りました。食べてみたいです。

おざんざについてのブログがあるので紹介させて頂きます。春馬くんも食べてくれた納豆の麺がありますね。

撮影:strawberryさん

ヤイリギターの「一五一会」音来(二ライ)

🍎林檎

strawberry様

ご夫婦で多彩な趣味をお持ちで、とっても素敵ですね。共通の趣味が多いほど、いつまでも仲良く人生が豊かになるのでは?と羨ましく思いました。

楽器の演奏が出来ると、家族で合奏とか本当に楽しそうです。

strawberryさん提供のフジゲンさんでの写真でも、やはり春馬さんはアコースティックギターを手にしていますね。

「おざんざ」についての詳しいルーツに関わる内容までご紹介頂き有難う御座います。信州松本ぺんぎん堂さんのブログによりますと、

「戦後間もない頃、大町市の料理人・水口裕義さんは、納豆売りの子どもの健気さに心を動かされて頻繁に納豆を購入していた。そんなある日、水口さんはこの納豆を使って名物料理を作ろうと思い立った。水口さんが納豆売りの子どもに心を寄せなければ大町市の名物・おざんざは誕生していなかったでしょう。」という心温まるエピソードを知ることが出来ましたし、

蕎麦の名前を「つららめん」から「おざんざ」へ変えてから大ヒット商品になった事とか。

しかし、おざんざの製造元、河昌が倒産したというニュースが2017年3月に飛び込んできたとのこと。

その後、2020年9月に復活した嬉しいニュースもありました。春馬さんのこの取材は、2017年の9月頃~では?と分析しましたが、もう少し前なのでしょうか?

信州松本ぺんぎん堂さんも仰っていましたが、諸行無常というように、万物は常に変化しています。後悔しないように、春馬さんが味わったものを食べてみたい方は、商品があるうちに購入し味わうこともよろしいかと思いました。

今回は、アコースティックギターの製造を、Made in Japan に拘る岐阜県可児市の矢入ギターというサイトを見つけましたので、補足説明をしますね。

ヤイリギターが出来るまでというサイトの下の方にある、Movieをタップしてご覧ください。こちらの動画で感動した場面は、最終の段階で、シーズニングルースという工程があり、ギターへの胎教と言って、湿度・温度を最適に調整した部屋で、ギターたちに一定期間大音量の音楽を聴かせるというもの。(クラシック音楽でした)

「見えるもの(ギター)を作りつつ、見えないもの(音)を作る」という職人さんの言葉にも感銘を受けましたし、リペア(修理)部門というギターを診る専門の職人さんも配置しているところに共感を覚えました。

フジゲンさんを語る場所で、矢入さんのギターを語るのは、正直遠慮したほうが良いかとも思いましたが、こちらの動画の製造工程が分かり易いということと、春馬さんが使用していたアコースティックギターに特化しているということで、掲載させて頂きました。

そして、工場は別として、その工房の感じがジブリ作品の「耳をすませば」のバイオリン職人さんの雰囲気を想像するようなアットホームな手作り感溢れる職人さんを思わせまして、ついほっこりしてしまいました。

フジゲンさんのエレキギターは、コンピューターを使っての木材の切り込みや、音源も電気系統のものが出てきますので、アコースティックギターとは、随分違った感じですね。

🍓strawberry

林檎様、皆様

岐阜県のヤイリギターの紹介をありがとうございます。ヤイリギターの話題が出てとても嬉しいです。実は、ヤイリギターにご縁があります。後ほどお話させて頂きます。

ヤイリギターのサイトや動画を拝見しました。ギター作りの工程を分かりやすく説明されていますね。

音へのこだわりで、ギターの胎教でギターにクラシック音楽を聴かせるなど素晴らしいですね。

林檎さんが仰るように、ジブリの【耳をすませば】の、バイオリン職人さんの雰囲気を思わせるようなアットホームな感じの工房でほっこりしますね。

こだわりの日本製のギターを春馬さんに『日本製』第二弾で取材して欲しかったです。工場見学も出来るのですね。岐阜ということで近いのでいつか見学をしたいです。間近で見たらきっと感動しますね。

ヤイリギターの先代社長の矢入一男さんは、2005年厚生労働省の「現代の名工」に選ばれ、2006年に黄綬褒賞を受賞されています。2014年に永眠されています。ギターにクラシック音楽を聴かせるという発案は、先代社長の矢入一男さんです。

ヤイリギターにご縁があるというのは、ヤイリギターとBEGINさんの共同開発で誕生した「一五一会」という楽器を持っているのです。サイトにも一五一会が掲載されています。

ずいぶん前に、ヤイリギターの「一五一会」に出会い購入しました。指1本で弾き語りが出来る楽器です。その秘密は、指1本でコードが押さえられるようになっています。我が家にあるのは、音来(二ライ)というタイプです。心地良い音色で癒されます。

ヤイリギターは、最近新しく今までの中で一番小さいミニギターも作られたようです。

素晴らしい伝統技術を受け継ぎながら、新しいことにも挑戦されているのは素晴らしいですね。

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三浦春馬&STAFF  INFO 

2015年6月6日

舞台「地獄のオルフェウス」大阪公演初日

🍎林檎

strawberry様

春馬さんの「地獄のオルフェウス」の楽屋前での写真を有難う御座います。

このギターがカナダ製のシーガルというものだそうですね。

春馬さんへのミュージシャン(back number)さんからの賛辞は、心の底から嬉しいものですね。

また、strawberryさんが、ヤイリギターとBEGINさんの共同開発で誕生した「一五一会」という楽器を持っていらっしゃるとの事。

写真で拝見しましたが、何とも小ぶりで、指一本で弾けるとは、またまた心惹かれる楽器ですね。

更に、矢入ギターさんは、材料から全てmade in japanに拘って製造しているところも、とても魅力的ですね。

こうして、春馬さんの書籍『日本製』の考察が、膨らみを増すことが嬉しくて仕方がありません。

日本には、私たちの知らない日本製がまだまだ有る事がわかります。

日本は、広く、そして日本製に拘りを持つ方々が、沢山いらっしゃるのだと思えて希望がもてるからです。

日本製品に新しいチャレンジの風を加えて、これからの若い方々にとっても、魅力溢れる作品を作り続けて頂きたいですね。

🕊💖希望

林檎様、strawberry様

長野県ギターのフジゲンの感想を有り難うございました。まず、長野県がギター生産日本一である由縁は、木々に囲まれた土地である木工職人が多い事、気候や環境が木材加工に適しているとの事でした。

日本で二番目の高さのダム(高瀬ダム)の町こと、長野県大町市のギターメーカーフジゲンさん。エレキギターやベースのラインナップが充実しているとのこと。

フジゲンさんはギター以外にも様々な事業を展開していて、特に高級自動車用の木目調パネルの製作など素晴らしいですね。ギターは、乾燥の工程に3ヶ月も時間を掛けて丁寧に作られるのすから、少々お高くてもその分愛着も湧くでしょうし、大切にしますよね。

「おざんざ」について、初めて聞く言葉でしたが納豆を使ったうどんなんですね。開発者の水口さん素晴らしい!!最近は復活して通販などでも買えるようです。

春馬さんのお陰で色んな新発見があり、『日本製』は奥が深いですね。strawberryさん追加の写真と沢山の情報も有り難うございました。

地獄のオルフェウス楽屋での春馬さんのお姿は何て美しいのでしょうか!!この舞台も観たかったです。残念(涙)

strawberryさん、ご夫婦でギターをされるなんて素敵な趣味をお持ちで羨ましい。ヤイリギターを林檎さんが紹介した流れでstrawberryさんが所持されている、という奇跡にビックリでした!

今回も林檎さんとstrawberryさんのお陰で日本製に拘っている素晴らしい職人さん達を知る事が出来ましたし、日本はまだまだ捨てたもんじゃない!きっと大丈夫だ!と希望が持てました。

もうすぐ緊急事態も緩和されて、我慢していた日本国民は日本中を旅すると思います。(2021年の対談)

その時に春馬さんの『日本製』をぜひ参考にして頂きたいですよね。きっと沢山の想像力が掻き立てられる事でしょう。松本市は素敵な所が沢山ありそうです。おすすめ観光スポットをご紹介します。

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🍎林檎

希望様 皆様

松本市の観光スポットのサイト紹介を有難うございます。

日本情緒溢れる、心躍る素敵なスポットが沢山あるのですね。

是非、訪れてみたいですね。

余談ですが、フジゲン大町工場をグーグルマップで訪れてみました。

あたり一面水田で、遠くには北アルプスが雄大な姿を見せています。

大糸線という線路沿いに工場がありました。

信州松本ぺんぎん堂ブログ 

大町ご当地麺「おざんざ」

🍓strawberry

林檎様、希望様

日本には、まだまだ知らない日本製がありますね。

春馬さんの『日本製』のお陰で、今まで知らなかった事をたくさん学ばせて頂きました。

さらに、そこから日本製の広がりをもった話が出来るのは嬉しいですね。

春馬さんの『日本製』は本当に素晴らしいですね。

これからも『日本製』についての話が楽しみになりました。

春馬さんが、食べた物は興味があるので各地で同じ物を食べてみたいです。

おざんざも、ぜひ食べたいです。

松本の観光情報をありがとうございます。

昔、春先に旅行で長野へ行きました。白骨温泉では、雪景色を見て、松本城では桜を見ました。とても風情がありました。

松本は、素敵なスポットがあり魅力的ですね。

コロナが落ち着いたら行ってみたいです。

次回訪問先は、秋田県

新政酒造で出会ってしまった

日本酒パワー です。

お楽しみに。

© 2022  三浦春馬『日本製』対談・考察 Wix.comを使って作成されました           E-mail:hm.nihonsei@gmail.com

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