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石川県

取材日:2018年5月〜6月頃?
​    (春馬さんの服装から)

●和倉温泉加賀屋旅館

〒926-0192

石川県七尾市和倉町ヨ部80番地

Tel 0767-62-1111

【対談・考察】

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🍎林檎

+act 2018年10月号掲載 【和倉温泉加賀屋が守り続けるもの】

~おもてなしとは見えないお土産~

「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で37回もの総合日本一に選ばれてきた取材先の石川県能登半島七尾湾に面した和倉温泉。

客室の窓から海と能登半島が一望。

おもてなしのルーツは、能登半島の〝まれびと信仰〟という半島文化にあるようです。

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【来訪神】

…1年に1度,時を定めて異界から人間の世界に来訪して,さまざまな行為をし,人々に歓待される神々を一般に来訪神とよぶ。来訪神はいわば異人の一種であり,『まれびと』である。われわれは,われわれの住む世界が自己(もしくは自己の仲間たち)と異人という二元的構成をとっているとみなしており,異人に対しては畏敬の観念をもつとともにこれを厚くもてなす異人歓待の観念が発達している。…

※「まれびと」については、世界大百科事典 第2版から用語解説から引用しました。

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また、おもてなし=『表(オモテ)なし』。表も裏もない気持ちから来ていて、最終的に自分自身も幸せになれるということ。

加賀屋では、「できません」、「ありません」は言わず、『笑顔で気働』がモットー。

若い従業員に、おもてなしということを教えるのは難しいので、『おもてなしの見える化』に努める個人目標を作る、独自のプロジェクト(さすが加賀屋プロジェクト=SKP)があるのだとか。

また、能登の名物にも通な春馬さん。食通のみぞ知る珍味(ばちこ:ナマコの卵巣だけを束ね天日干ししたもので、三味線のバチのような形からそう呼ばれる)の名前をさらりと話す春馬さん。『いしるラーメン』も召し上がっていた春馬さん。

私は、ばちこも、いしるラーメンも初めて知りました。日本酒の好きな方は、ご存知なのかも知れませんね。

和倉のいで湯は水晶をくぐりぬけた透明な泉質。など、一流旅館ならではの眺望、食通を唸らせるお料理、豪華な温泉等々。贅沢の限りを満喫した春馬さんご一行。

でも、それらは「畳のヘリを踏んでいない」、「加賀屋伝統のお見送り」など、それらを支える、一番重要なおもてなし=誠心誠意相手の事を考えるということが基本にある。

「これは普遍的なことなのだな。」と語る春馬さん。

また、カリスマ性のある女将の『声』に、発声の仕方まで分析するあたりが、ボイストレーニングをしている春馬さんらしい、目の付け所と言ったところでしょうか?

🕊💖希望

林檎さん、石川県【和倉温泉 加賀屋が守り続けるもの】の感想を有り難うございます。

加賀屋旅館には、実は子供の頃に母に連れて行って貰った事があります。

その後は行ったことがないので、館内は様変わりしているかもしれませんが、私の記憶では長い廊下の端に錦鯉が泳いでいて、とにかく広くて楽しい空間がそこには広がっていたような記憶があります。

夕食の後にOSK歌劇団のイベントショーがあり、エンターテイメントでも楽しませてくれる【おもてなし】もあり、サービス、食事の美味しさは勿論の事ですが、思い出作りまでもが演出されていて子供ながら心に響きました。

春馬さんが仰る【おもてなしとは、見えないお土産】、正にその通りの旅館でした!

ばちこと、いしるラーメンも召し上がった春馬さんは珍味がお好きなんですね。当時から、いしるラーメンはあったのかしら?

サービスが一流の旅館は、全てが絶妙な心地よいタイミングなんだと思います。

金沢、石川の一流旅館を巡る旅も楽しいかもしれません。関連URLにもある、こちらのサイトをご紹介します。

🍎林檎

希望様

幼き頃、加賀屋旅館に宿泊したことがあるのですね。なんて素敵な体験でしょう。

子ども心に、鮮烈な印象として記憶に残っていらっしゃることでしょうね。

この時期にOSK歌劇団を観て、希望さんの心にポット灯る何かが残っていたのかも知れませんね。

金沢・石川県の一度は泊まってみたい宿を拝見すると、まず最初の浅田屋さんの外観から、いきなりその魅力にやられてしまいました。能登の百楽荘とは、名前の通り百の楽しみがあるお宿とか。九十九湾を見下ろす海洋深層水洞窟風呂は、わくわくしますね。

日本には、素敵な名所が沢山ありますね。何処から、どうやって旅をすると良いのやら悩みますね。こうして、皆さんと旅の話を共有するだけでも、十分楽しく充実した時間を持つことができます。これも春馬さんのお陰ですね。

🍓strawberry

林檎様、皆様

石川県[和倉温泉 加賀屋が守り続けるもの]の感想をありがとうございます。

老舗の加賀屋さんのおもてなしのお話は、とても感動しました。

お客様がお喜びになる姿を自分の喜びとして感じられる、最終的に自分自身も幸せになることがおもてなしだと思う。と仰ってましたね。

とてもきめ細かく、さりげなくされていて、素晴らしいと思いました。

加賀屋の公式のサイトを拝見しました。

料理も器も美しく素晴らしいですね。館内も素敵で、ゆっくりと温泉に入り、癒しの時間を過ごせそうで魅力的ですね。

加賀屋旅館 View Gallery

加賀屋旅館のHPに、『先代の女将の自伝“元気でやってるかい』というページがあり拝見しました。

「まえがき」の項では、天皇陛下の二度目の宿泊の際に、「元気でやってるかい」とお言葉を頂き、そのお言葉を表題にされているそうです。

「感涙とともに両陛下をお迎え」の項では、天皇皇后両陛下が二泊宿泊された時のエピソードがありました。女将のご主人が、万が一何かあっては取り返しがつかないと、モーニングのままで、お湯かげんをみたり掃除などをされたそうです。浴室の横に、不寝番の部屋を作りお世話をされたようです。この時の様子は、直木賞作家の杉森久秀先生の「天皇の料理番」にも取り上げられるほど、珍風景であったのでしょうとあります。ご主人の人柄、一生懸命さが伝わり微笑ましいですね。

ばちこや、いしるラーメンは初めて知りました。ばちこは高級珍味なのですね。ばちこもいしるラーメンも食べてみたいです。

 

裏・日本製で、ひがし茶屋街でお酒を買ったり、老舗飴店「俵屋」も訪れてましたね。じろあめの原料は、良質の米と大麦で、人口甘味料や合成保存料使用なしで、料理や飲み物の砂糖の代わりとしても使えます。流石、春馬さんだなという店を訪れていると思いました。事前に調べて行かれているのではないかと思います。

-column-で、春馬さんは、おもてなしのベールにあるものは、『誠心誠意相手のことを考える』と言われている部分は、とても大切な事で春馬さんは自然に心配りをされていて素晴らしいと思います。私も相手のことを思いやる気持ちを大切にする事を心掛けていきたいと思います。

観光スポットやグルメやお土産などの情報があるので紹介させて頂きます。関連URLにもある、ほっと石川旅ねっとをご覧ください。

雨の日でも楽しめるスポット10選より

☆金沢21世紀美術館

現代アートを楽しめます。レアンドロ・エルリッヒ作「スイミング・プール」は、有名でとてもお勧めです。不思議な感覚を体験出来ます。

☆個性派ぞろい!石川を走る電車たち

観光列車「花嫁のれん」について詳しくあります。金沢から和倉温泉間を走る観光列車は、とても美しくて旅の記念になりますね。いつか乗車してみたいです。車内で、お弁当やスイーツなどを食べながら景色を楽しめるのは素敵ですね。外装も内装も素敵で、車内では伝統工芸の展示などもされています。特に一号車の海側の席は、人気がありすぐに埋まるので、予約はお早めに。

☆お土産

三年前、金沢を旅行した時に、にし茶屋街の「甘納豆かわむら」に行きました。とても美味しくてお土産にお勧めなので紹介させて頂きます。素材を大切にした甘納豆です。

他にも1本の筒で2層の羊羮もあり、二つの味が楽しめます。甘納豆も羊羹も色々と種類があり、パッケージも素敵で喜ばれます。お取り寄せ出来ます。

🍎林檎

strawberry様

ご自身での旅行体験でのお土産のお話や、オンラインショップのご紹介も

有難うございました。

美味しいものの話には、皆さんホッコリされると思います。

☆尾山神社

加賀藩・前田利家正室お松の方を祀る神社で、1875年建築のこの「神門」は、国の重要文化財で、和・漢・洋の三洋式を混用した異色の門とのことです。

strawberryさんご紹介の観光スポットにも出てきますが、こちらもとても惹かれました。

やはり、石川県は歴史・伝統のある場所ですから見所満載。調べて読んで、理解するだけでも、有難いことに観光した気分になれますね。

それにしても、観たい場所、行きたい所、体験してみたい事だらけですね。

☆金沢21世紀美術館

今までにない試みを多く取り入れている美術館とのこと。レアンドロ・エルリッヒ作「スイミング・プール」の発想には感心させられました。

個人的には、妙立寺・忍者寺を見学してみたいです。

ガイドなしでは、一度入ると出られないとか。金沢城へ続く地下通路があるとか。メチャクチャ楽しそうです。

また、観光列車「花嫁のれん」は、とても魅力的ですね。そして、加賀屋旅館の話が、直木賞作家の杉森久秀先生の「天皇の料理番」に取り上げられているとのこと。

これからも、有名な場所はロケ地になったり、色々なシーンで使われたりすることも

あると思いますので、知識を増やしておくと、繋がりを見つけられて一層理解も深まる事でしょうね。

加賀屋旅館の春馬さんの取材を受けて

「相手のことを思いやる気持ちを大切にする事を心掛けていきたいと思います。」と、仰るstrawberryさんの言葉に、春馬さんの意志が確実に伝わっていると感じるとともに、私も、そのように実践していきたいと思いました。

次回訪問先は、富山県

圧巻の黒部ダムと電力 です。

お楽しみに。

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